『何してはりますの〜』 『見てわからんか？首つってんにゃがな〜』 『これ体にええんですか〜？』 『ええにゃがな〜。首のヘルニアにええにゃがな〜。肩こりなるで、あんたもいっぺん首吊ってみるか〜？』 『ほんとにええんですか、それ』 『よー聞けよ。わしゃ、いっぺんしか言わんぞ。毎日成形外科へ首吊りにいって、待ってられるかいな？これはな、車の足といっしょや。必要なときに使うんや。手先のしびれとか、肩こった時とか、10分ぐらいこれしたら直るんや。まあ２日にいっぺんぐらいや。もう、３年ぐらい使ってるから、バイクとちごて、原価償却はおわっとんぞ。俺のバイクより大事なもんやぞ〜』 『これ売ってんですか』 『ほんなもんうっとるかい。これはな３０年前に買うた、「ぶら下がり健康器」やがな。今わな、首吊り健康機や。本間に首吊りたかったらな、ベルトはずしたらええんや。後ろの『漬物のおもせ』が１２キロで、それをぶらさげてんねん。』 『うまいこと重せ探してきまんな。なかなか無いでしょう』 『何言うてんねん。わしとこ有名なふなずし屋や。そんな重せなんか家中にごろごろしとるわ。』 『そんなもんで首吊ったら息できまへんでしょ』 『誰が首吊れ言うた？。アゴ吊るにゃがな』 『アゴ外れませんか？』 『気持ちええで。いっぺん吊ってみっか？天に昇った気持ちやで。前に吊りよった奴がおってな、使い方間違いよってな、『首吊りベルト使えよ』て言うてんのに、金をけちってな、そばにあった犬の「ゴンタ」のロープでためしよってな、もうちょっとでな本間に天国いきかけたんやわ。やってみるか？』 『結構ですわ。で、これいくらかかるんですか？』 『よう聞けよ』（これ口癖やな） 『ロープと滑車とな、首吊りベルトとおもせでな、１万9千500円や。おもせの代わりに石油のポリ缶に水を入れたらええねん。成形外科の自動首吊り機やったら400万するで。値切ってもこの値段にはならんで。ただな欠点が1つあんねん。いくら気持ちええ言うて吊ったまま寝てもうたら、死なんけどな、アゴ外れてまうぞ。 そやしな、気持ちええ思たらな、寝んように3分に1回懸垂するんや。ほんで20秒待って手を伸ばすんや。それを5回繰り返すことが全手動式首吊り健康機と言うんや。400万円の首吊り懸垂機と原理はおんなじや。そう思たら得になった気分や。そしたら買うか？ 今やったらやすしとくで。ただし税別やで。19、500円。
おもせ12キロ	首吊りベルト
別売品 頚椎装具（合成皮革）ＫＤＤ−ＫＳＵ004￥12500（税込） 送料無料（代引き手数料￥315 はご負担ください）　メールで注文をす	頚椎ﾊﾝｶﾞｰ　ｋＤＤ−ＫＳＵ-4319 ￥6400（税込） 送料無料（代引き手数料￥315はご負担ください）　メールで注文をする
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