赤血球

赤血球の出現は腎・尿路系の出血を意味する。
形状は様々で、円形、ドーナツ状、リング状、二重リング状、大小不同状、断片状、ねじれ状、こぶ状、発芽状、コンペイ糖状などがある。
特に変形赤血球と呼ばれる、こぶ状、発芽状、穴あき状のものは、糸球体由来の赤血球として臨床的意義が高い。
また、脱ヘモグロビン状でゴースト状のものも見られる。
S染色の染色性は不定で、赤く染まるもの、染まらないもの、まちまちである。

白血球

白血球は腎・尿路の感染、炎症を意味する有形成分である。
形態は、円形状、球状、円柱状、有尾状などがある。
活動してるもの、あるいは浸透圧など尿の性状により、その形態は様々である。
細菌や真菌を貪食したものも見られることがある。
S染色をすると、細胞質は赤紫色に、核は青紫色に染まる。
しかし、その染色性はまちまちで、濃く染まるものからほとんど染まらないものまである。
 参考文献 :  尿沈渣検査法(社団法人  日本臨床衛生検査技師会  発行)
   臨床検査の手引き(愛知医科大学附属病院  発行)
会社概要    KDD(株) 大阪市城東区新喜多1丁目2-7-1708    通販法   今までの納品先 
 セラミック製造 滋賀県野洲市木部930  077-589-2354        FAX 077-589-4892  
 商品一覧に戻る        kdd002@kdd1.com